大分市佐賀関で11月に起きた大規模火災で、市は12日、全国から寄せられた義援金が2億円を超え、罹災証明書を交付した世帯を対象に配分すると発表した。全焼に100万円、半焼に50万円、部分焼に10万円とする。この日から一部の被災者は市営住宅に入居できるようになった。
市によると、義援金は9日午前9時の時点で2億1千万円以上集まっており、手続きをした世帯が受け取れる。これとは別に被災状況に応じ、市から3万~5万円の見舞金も支給する。補正予算が市議会で12日に可決されたことを受け、受け付けを始めた。
12日現在、市営住宅には27世帯が入居予定で、一部には鍵を渡したという。
























