高市早苗首相は12日の参院予算委員会で、大規模な政治資金パーティーの自粛を求めている現在の大臣規範について、見直しの必要性に言及した。金額や人数に関する具体的な基準がないとして「私自身も閣僚の時に一番困った。国民の疑念を招かない規模はどういうものなのか、木原稔官房長官と議論していた」と述べた。
立憲民主党の柴慎一氏は、800人程度のパーティーを開催した片山さつき財務相の対応を問題視。首相はパーティーの開催自体は合法だと主張しつつ、規範の見直しには時間が必要で「今結論は申し上げられない」と答弁した。
木原氏は記者会見で「政府として必要な検討を行っていきたい」と語った。
























