経済産業省が17日発表した15日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より4円安い159円70銭だった。値下がりは6週連続で、2021年9月以来、4年3カ月ぶりの安値水準。政府は石油元売り各社への補助金を段階的に増額しており、店頭価格に反映されて全都道府県で大幅に下落した。
政府は11日から補助額を1リットル当たり5円10銭増やし、ガソリン税の暫定税率と同じ25円10銭を支給している。暫定税率は31日に廃止され、同時に補助金も終了する。原油相場が大きく変動しなければ、暫定税率廃止後も店頭価格はほとんど変わらず、当面は現在と同じ水準が続く見通し。
軽油は前週調査より50銭安い146円ちょうどだった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり2201円で、前週から1円上がった。
























