米金融大手6社の25年10~12月期決算
 米金融大手6社の25年10~12月期決算

 【ニューヨーク共同】米金融大手6社の2025年10~12月期決算が15日、出そろった。6社のうち4社の純利益が前年同期と比べて増加した。好調な株式市場を背景に市場部門が伸び、業績は堅調に推移した。もっともトランプ米大統領がクレジットカードの金利を巡り年率10%の上限を設ける考えを示すなど、経営環境の先行きには不透明感も漂う。

 最大手のJPモルガン・チェースは、純利益が前年同期比7%減の130億ドル(約2兆円)だった。米アップルのクレジットカード事業を引き継いだことに伴い引当金を計上したことが利益を押し下げた。

ダイモン最高経営責任者(CEO)は決算の声明で「米経済は底堅い」と強調した。

 バンク・オブ・アメリカは前年同期比12%増の76億ドル、ウェルズ・ファーゴは6%増の53億ドル。ロシア事業の売却に伴い損失を計上したシティグループは13%減の24億ドルだった。

 投資銀業務が主力のゴールドマン・サックスは12%増の46億ドル、モルガン・スタンレーは18%増の43億ドルと伸びた。