滋賀県は13日、琵琶湖で表層と湖底の水が混ざり、湖底に酸素が供給される「全層循環」と呼ばれる現象を6年連続で観測したと発表した。1~2月上旬の冷え込みと強風で琵琶湖の水が混合したことが原因とみられる。「琵琶湖の深呼吸」とも呼ばれ、湖底に生息する生物の生態系に影響を与える。
県によると、琵琶湖で一番深いとされる高島市沖で10日に水質調査を実施。水深90メートルの湖底から表層にかけての酸素濃度と水温がおおむね同じであることを確認した。
全層循環は例年1~2月に見られるが、2018、19年度は冬の気温が平年より高く、未確認だった。
県の担当者は「琵琶湖は地球環境を見通す窓だ」と話した。























