女子団体追い抜きで銅メダルを獲得し、日の丸を掲げ場内を回る(左から)堀川桃香、高木美帆、野明花菜、佐藤綾乃=ミラノ(共同)
 女子団体追い抜きで銅メダルを獲得し、日の丸を掲げ場内を回る(左から)堀川桃香、高木美帆、野明花菜、佐藤綾乃=ミラノ(共同)

 【ミラノ共同】ミラノ・コルティナ冬季五輪第12日の17日、フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)で初出場の中井亜美(17)=TOKIOインカラミ=が首位に立った。前回北京大会銅メダルの坂本花織(25)=シスメックス=が2位につけ、千葉百音(20)=木下グループ=は4位で19日(日本時間20日)のフリーに臨む。

 スピードスケート女子団体追い抜きで高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=らの日本が銅メダルを獲得した。日本選手団のメダルは19個となり、冬季では前回大会の18個を上回って最多となった。

 高木、佐藤綾乃(29)=ANA、堀川桃香(22)=富士急=が滑った準決勝でオランダに敗れたが、高木、佐藤、野明花菜(21)=立大=で臨んだ3位決定戦で米国を下した。この種目で3大会連続の表彰台。高木は500メートル、1000メートルと合わせて今大会3個目の銅で、夏季を含めた日本女子最多の通算メダル数を10に伸ばした。

 カーリング女子1次リーグで日本はイタリアに敗れて1勝6敗となり、敗退が決まった。

 中井亜美の話

 (自己ベストに)正直びっくり。トリプルアクセルは練習から調子が良かったので、自信もすごくあった。メダルはもちろん欲しいが、結果重視ではない。五輪を最後の瞬間まで楽しみたい。

 高木美帆の話

 もう少し自分がいい滑りをしていたら1位通過で準決勝に行けていた。チームというより、私自身が力不足だった。10個目という節目のメダルをパシュート(追い抜き)で取れたことには、一つ感慨深いものがある。

 佐藤綾乃の話

 準決勝でオランダに負けて悔しい思いでいっぱいだったが、最後に自分たちのレースがしっかりできた。笑顔で終わりたいと思っていた。このメダルは誇りに思っていい。

 堀川桃香の話

 8年前の平昌五輪のパシュート(追い抜き)を生で観戦して勇気づけられ、頑張ろうと思えた。メダルを取って、そういう思いを一人でも多くの人に届けられていたらうれしい。

 野明花菜の話

 覚悟を決め、やるべきことをやろうという気持ちでレースに臨んだ。両親ともに五輪に出ており、五輪という言葉が嫌だった時期もあったが、最高の形で恩返しできたと感じている。