ローソンの一部店舗で導入している紙のふた(同社提供)
 ローソンの一部店舗で導入している紙のふた(同社提供)

 ローソンの竹増貞信社長は17日、店頭レジ横で販売するホットコーヒーのふたをプラスチックから紙に転換していく方針を示した。中東情勢の緊迫化による原油高の長期化を見据え「先手先手で価格転嫁を抑える」と強調した。紙のふたは一部店舗で既に導入済みで、2026年度中に順次拡大する。弁当などのプラスチック包装も削減する方針だ。

 東京都内で開いた決算記者会見で明らかにした。プライベートブランド(PB)のペットボトル容器も2~3割薄くすることを検討しているという。弁当の容器を覆うプラスチック製の帯もできる限り細くするといった対応を取る。

 竹増氏によると、プラスチック包装材の仕入れ価格は、現状では原油高の影響が反映されていない。一方で「現在の情勢が続けば、当然上がっていくことになる」との認識を示した。

 電気代高騰の対策も急ぐ。店舗内の食品や飲料を冷やす機器も省エネに対応した最新型に入れ替えていく計画だ。社員が店舗巡回に使うガソリン車のハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)への転換を急いで燃料代も圧縮する。