岡山大は17日、管理業務の負担を軽減した上で定年を75歳まで延長する「栄誉教授」の制度をつくり、運用を始めたと発表した。教授としての待遇を維持することで研究の長期的な見通しを持てるようにし、大学としても実績を確保する狙い。栄誉教授の手前の段階として「卓越教授」も新設した。

 大学によると、栄誉教授は給与水準や研究活動に関する待遇は維持する一方で、研究費の配分を増やしたり、要望に応じて大学入試などの業務の負担を減らしたりする。分野内で他の論文に引用された回数が上位10%に入る「トップ10%論文」を一定以上出すなど、研究業績の基準を設定した。

 栄誉教授になるのは原則として卓越教授の称号を授与された後となる。