ロシアのペスコフ大統領報道官(タス=共同)
 ロシアのペスコフ大統領報道官(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのペスコフ大統領報道官は3日、ウクライナ軍が死守してきた東部ドネツク州の要衝コンスタンチノフカをロシア軍が「制圧した」と発表した。コンスタンチノフカは同州西部の主要都市スラビャンスクやクラマトルスクに連なる要塞エリアの一角で、制圧が事実ならウクライナに打撃となる。

 ペスコフ氏によると、プーチン大統領は3日、司令部の一つを訪問し、コンスタンチノフカ制圧はスラビャンスクなど要衝奪取に向けた「非常に重要な段階だ」と強調。4月にロシア側が「完全制圧した」と発表した東部ルハンスク州に続き、ドネツク州制圧に向けた「大きな進展だ」と主張した。

 プーチン氏は「戦場の主導権は完全にロシア軍にある」と指摘。ウクライナによるロシア西部への攻撃を防ぐため、ウクライナ北東部スムイ州と東部ハルキウ州で制圧地域を拡大し、ロシア国境との「緩衝地帯」を拡張する必要があるとの考えを示した。