記者会見で話すFIFAの技術研究グループを統括するベンゲル氏=18日、ニューヨーク(共同)
 記者会見で話すFIFAの技術研究グループを統括するベンゲル氏=18日、ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループ(TSG)が18日、前回までの32から今大会48に増えたW杯出場チーム数の拡大を「成功」と総括した。TSGを統括するベンゲル氏が「強豪と、他チームの力の差が縮まったことを示した。(拡大は)正しい決断で大成功だった」と述べた。

 ニューヨーク・ニュージャージー競技場で記者会見し、1次リーグを突破した初出場のカボベルデなどを例に試合の質の低下を否定。今大会で設けられた前後半各3分の飲水タイム「ハイドレーションブレーク」に関しては、戦術などに与えた影響について大会後に分析するとした。

 戦術面では自陣の低い位置で守備のブロックを敷く傾向が強まったことで、ペナルティーエリア外からの得点が全体の16%と前回大会の8%から割合が倍増したデータが示された。

 遅延行為を防ぐ新ルールの効果も表れ、再開までに30秒以上を要したゴールキックは前回の28%から12%に急減。医療スタッフがピッチに入った回数は前回1試合平均2・3回に対し、今大会は1・2回だった。