【サンパウロ共同】ブラジルの与党で左派の労働者党は2日、最大都市サンパウロで党大会を開き、10月の大統領選にルラ現大統領(80)を擁立すると決めた。トランプ米政権がルラ政権への圧力を強め関係が急速に悪化する中、ルラ氏は演説で「誰もこの国に侵攻して大統領をさらおうとしないように備えたい」と述べ、国防強化に注力する考えを示した。
ルラ氏の発言は、米軍が1月にベネズエラを攻撃し左派マドゥロ大統領を拘束したことが念頭にあるとみられる。南北米大陸を中心とする西半球で覇権を求めるトランプ政権は、親米右派政権を誕生させるため選挙介入を画策しているとの疑念が強まっている。
ルラ氏は演説で「中国も米国もフランスも、われわれのレアアース(希土類)を手に入れることはできないだろう」とも訴え、重要鉱物の保護を主張。教育の充実、女性に対する暴力撲滅を目指す姿勢を強調した。
























