イスラエルの攻撃で破壊された建物のがれきの中で、洗濯をするパレスチナ人避難民の女性=3日、ガザ北部ベイトラヒヤ(ゲッティ=共同)
 イスラエルの攻撃で破壊された建物のがれきの中で、洗濯をするパレスチナ人避難民の女性=3日、ガザ北部ベイトラヒヤ(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、エルサレム共同】トランプ米政権が主導するパレスチナ自治区ガザの暫定統治機関「平和評議会」は3日、ガザ域内でのイスラエル軍の撤収はイスラム組織ハマスの武装解除が「完了して初めて行われる」との見解を表明した。イスラエルに歩調を合わせた内容で、イスラエル軍の撤収が武装解除の条件だと主張するハマスが反発するのは必至だ。

 評議会は、ムラデノフ上級代表が3日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した後、X(旧ツイッター)で見解を発表した。会談は建設的だったとして「イスラエルと評議会は最終的な目標について共通認識を持っている」と強調した。

 イスラエル紙ハーレツは、評議会がガザ和平計画実現に向けて7月31日に発表した工程表の「イスラエル軍が段階的に撤収する」という文言を修正したと指摘。イスラエル政府筋は「軍は現在支配するラインから撤収せず、脅威の阻止を続ける」と語り、攻撃続行の構えを示したという。

 トランプ大統領は7月30日、ハマスの武装解除とイスラエル軍の撤収に関する「歴史的合意」に達したと発表した。