路面のところどころが隆起し、渋滞する国道3号=2日、熊本県氷川町
 路面のところどころが隆起し、渋滞する国道3号=2日、熊本県氷川町

 最大震度7を観測した熊本県の被災地で、渋滞が深刻化している。大動脈の九州自動車道が不通となった上、九州新幹線は運休。並行する国道3号に車が集中するが、各地で路面が損壊し、倒壊家屋が道をふさぐ。支援物資搬送や災害ごみの処理の足かせになっており、国や熊本県は、急を要しない場合は一般車両の通過を控えたり、迂回路を活用したりするよう呼びかけている。

 同県氷川町の国道3号。追い越し禁止の片側1車線は路面のところどころが隆起していた。車は減速して通過せざるを得ず、後続がどんどん詰まっていく。

 県によると、被害が大きかった県南部は特に流れが悪い。路面の隆起や陥没が生じ、倒れた建物が道路にせり出して通行を阻んでいる。他地域から、親族などのために物資を運ぶ車の影響で、交通量が増えているとの見方もある。

 九州道は松橋インターチェンジ(IC)-えびのICの上下線、南九州自動車道も八代ジャンクション(JCT)-田浦ICの上下線でそれぞれ一般車両が通行止めに。橋梁の損傷が相次ぎ、1メートル超の高低差が生じた箇所もある。