黒煙が空高く立ち上り、焦げ臭さが漂った。伊勢神宮に近い三重県伊勢市の明倫商店街で31日に発生した火災。火の勢いは強く、周辺には避難も呼びかけられた。地域に親しまれてきた明倫商店街が炎に包まれるのを、住民らは規制線の外から心配そうに見つめた。勢いが収まると、建物は焼け落ち、骨組みがあらわになっていた。
商店街から約100メートルの場所で飲食店を営む男性(78)は、消防車のサイレンが鳴り響くのを聞いて火災を知った。外に出て見ていると、みるみるうちに火の手が広がり、ガスボンベが爆発するような「ポン」という音が聞こえた。商店街は近鉄宇治山田駅近くで「駅前の通りはほぼ焼けてしまった」と落胆した。
























