神戸市は8月31日、クレジットカードで固定資産税を納める際のシステム利用料を抑えるため、職場の端末を操作して支払額を分割した納付書を再発行したとして、行財政局の女性職員(34)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
市によると、税務関係の業務に就いていた女性は2024年12月~25年5月、15回にわたって自身や家族の市税情報などを閲覧。25年分の固定資産税について、自身は14回、家族分は8回に分けて支払えるように納付書を再発行した。
クレジットカードで固定資産税を納める場合、納付額に応じてシステム利用料が変動する仕組みになっているといい、通常は一括か年4回の分割払いが原則。女性は1回当たりの納付額を減らして計約600円分の負担を免れており、市人事課の聞き取りに「認識が甘かった」と話しているという。
市は、自宅マンションの駐輪場で昨年4月末、他人の自転車に差さっていた鍵を抜き取り、1カ月以上所持したとして、行財政局の男性職員(36)を戒告とする処分も発表した。
男性は「盗難を防ぐために鍵を回収したが、返却する機会を逃した」という趣旨の説明をしているという。市によると、所有者から被害届が提出され、窃盗容疑で調べていた神戸地検が男性を不起訴処分(起訴猶予)とした。市は「所有者に不安を与え、信用を著しく失墜させる行為」と判断した。(篠原拓真)
























