愛知・名古屋アジア大会の開幕に先立ち10日、名古屋市で始まったバスケットボール男子の最初の一戦に、米国との間で攻撃の応酬が続くイランが登場した。ペルシャ湾を隔てたカタールと対戦。53-59で敗れたが、主将のアルサラン・カゼミ選手は試合後「コートではベストを尽くすだけ」と次戦を見据えた。
イランは2月、米イスラエルの先制攻撃を受け、最高指導者ハメネイ師が殺害された。カタールは仲介国だが、国内にある米空軍の駐留基地がイランによるミサイル攻撃の標的となるなど微妙な関係が続く。
イランメディアによると、今回は300人を超える選手が来日予定。射撃や重量挙げなどでメダル獲得が有力視される。
試合では、ファウルをきっかけにカタール選手がイラン選手を突き飛ばすなどヒートアップする時間帯も。競技初日の会場を訪れた地元観客らが、双方のプレーに大きな歓声や拍手を送った。
カゼミ選手は自国の情勢を念頭に「頭は痛いが、影響されずにスポーツマンとしてのイラン人の姿を海外にアピールしたい」と語った。(共同)























