内閣府は16日、10月に特殊法人へ移行する日本学術会議で業務を監査する監事に「BACeLL法律会計事務所」の石田恵美代表と、総務省出身で東京国際大大学院の清水誠教授が就任すると発表した。法人化に伴う新設ポストで、高市早苗首相が指名した。学術会議側は、監事を通じた政府による管理や介入を懸念している。

 監事は政府選定と公募で選出。政府が人選した石田氏は、弁護士や公認会計士の資格を持つ。公募に応じた清水氏は、総務省で統計関連の部署を担当し、学術会議事務局の課長も務めた。内閣府は2人について「適切に監査を行う能力や経験を持っている」などと説明した。

 任期はいずれも、10月1日から2029年5~7月ごろまで。