KKR札幌医療センターの敷地内薬局整備事業を巡り、公競売入札妨害罪に問われた調剤薬局大手アインホールディングス(HD)子会社の元社長酒井雅人被告(57)と、元取締役新山典義被告(58)の上告審判決で、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は28日、両被告を逆転無罪とした二審札幌高裁判決を破棄した。新山被告を有罪とし、酒井被告の審理を高裁に差し戻した。検察側が上告していた。
整備事業の企画競争が、刑法で処罰対象とされる入札に当たるかどうかなどが争点だった。
札幌地検は2023年9月、同センター元事務部長の男性=同罪で有罪確定=が競合他社の情報を新山被告に伝え、アインHD側が企画案を修正して期限後に再提出したとして、両被告と男性を起訴した。
一審札幌地裁は24年4月、両被告を執行猶予付きの有罪としたが、25年1月の二審は、問題の企画競争が「競争入札の実質を備えると認めるには合理的な疑いが残る」と判断、一審を破棄した。























