研究会であいさつする公正取引委員会の茶谷栄治委員長(右)=7日午前、東京・霞が関
 研究会であいさつする公正取引委員会の茶谷栄治委員長(右)=7日午前、東京・霞が関

 中小企業庁と公正取引委員会は7日、企業間取引の適正化と価格転嫁の定着を進めるため学識者らでつくる研究会を開き、議論を始めた。各業界に残る固有の商慣習が企業の成長を阻害しているとみて実態を把握する。食品製造など16業種の団体から現状を聞き取り、改善に向けたガイダンス策定などを検討する。

 初回の7日は、経団連や連合などから価格転嫁を妨げる要因などを聞き取った。公取委の茶谷栄治委員長は冒頭のあいさつで「価格転嫁と取引適正化の浸透に向け企業行動を変革して実行に移し、商慣習の改善を進めるため議論してもらいたい」と述べた。