【ベルリン共同】ドイツ東部ザクセン・アンハルト州議会で6日、極右「ドイツのための選択肢(AfD)」が他党の造反者によって予想以上の票数を得て議長の座を獲得した。極右による戦後初の州政権発足を阻止できないのではないかとの危機感が主要政党の間で増している。
議長人事は、12月に州議会で実施されるとみられる州首相選挙に向けた試金石。ナチス時代の教訓から排外主義的政策を嫌う主要政党がAfDとの連立や協力を拒否する「ブラントマウアー(防火壁)」を築いてきたが、大きく揺らいでいる。
9月の州議会選でAfDが得たのは83議席中39議席で、議長選出に協力する意向を示していた新興左派政党の5議席を加えても44議席。実際は48票を獲得しており、他党から少なくとも4人が造反したとみられる。
新興左派政党は州首相選挙ではAfD候補に投票しない方針だが、AfDはあと3票で全議員の過半数に達して州首相を選出できる計算だ。























