林芳正前総務相
 林芳正前総務相

 自民党の林芳正前総務相が、美容産業を支援する新たな議員連盟を設立することが分かった。自身が会長に就き、16日にも設立総会を開く方向で調整している。高市早苗首相を最高顧問に迎えることも検討している。関係者が13日明らかにした。林氏は9月の内閣改造で閣外に出た。来年の党総裁選への立候補を視野に入れているとの見方が強く、動向が注目される。

 議連設立に関し、林氏周辺は「あくまで政策推進が目的だ」と強調。首相を最高顧問で調整している理由について「『反高市』で対抗する意図はない」と語った。

 林氏は昨年の総裁選で、議員票は首相を上回りながら、党員・党友票が伸び悩み、首相に敗れた。今後は地方行脚を続ける意向を示しているが、来年の総裁選への対応は明言していない。

 関係者によると、議連の名称は「J-Beauty産業振興議連」。林氏は美容産業を国家戦略に位置付ける必要性があるとして、党内の研究会を主導し、政府に提言した経緯がある。議連は研究会を改組する形で設立する。