【パリ共同】フランス保健省と農業・食料省は22日、昆虫の媒介で主に牛が感染するシャモンダウイルスにヒトが感染した例が世界で初めて同国で確認されたと発表した。感染者は今月上旬に死亡した。両省は「シャモンダウイルスのヒト感染は確認されてこなかった」とし「例外的で、現時点では一般市民への公衆衛生上のリスクは確認されていない」と強調した。
シャモンダウイルスはヌカカと呼ばれる吸血昆虫を媒介に動物に感染する。1960年代に初めてナイジェリアで確認され、アフリカ各地や日本でも牛への感染例がある。今年夏にはフランスをはじめ欧州でも初確認された。
感染者はリヨンの病院で重病のため治療を受けており、免疫力が低下していた。死亡前に脳の合併症を発症しており、シャモンダウイルスへの感染が関連していた可能性が極めて高いという。今年春から夏にかけて動物への感染が確認されたフランス東部で、ヌカカに刺され感染した可能性がある。
























