2009年11月、米大リーグのワールドシリーズでMVPに選ばれ、トロフィーを掲げるヤンキースの松井秀喜選手=ニューヨーク(共同)
 2009年11月、米大リーグのワールドシリーズでMVPに選ばれ、トロフィーを掲げるヤンキースの松井秀喜選手=ニューヨーク(共同)

 巨人の新監督に就任する松井氏は日米通算で507本塁打を積み上げ、球史を彩ったスラッガーだ。球界の顔を長く務めた大打者が、東京ドームで再び大歓声を浴びる。

 石川・星稜高時代から豪打で甲子園を沸かせ、さらに1992年夏の高知・明徳義塾高戦では5打席連続敬遠も経験。社会的な関心を集めた。4球団競合の末にドラフト1位で巨人に入団すると1年目から11本塁打を記録し、10年連続で2桁本塁打をマークした。

 98年には34本塁打、100打点で2冠に輝いた。2002年は本拠地最終戦だったヤクルト戦で2本塁打を放ち、日本選手では1986年の落合(ロッテ)以来となる50本塁打を達成。自ら花道を飾り、オフにフリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ挑戦を決めた。

 メジャーでも名門ヤンキースの主力を務めた。日本打者のパワー不足が叫ばれた時代で、大谷(現ドジャース)が渡米するまで日本選手で唯一、30本塁打を放った。ハイライトは2009年のワールドシリーズ。3本塁打、8打点で最優秀選手に選ばれた。