【パリ共同】フランスのマクロン大統領は23日、教育環境の改善を求めてデモを続ける高校生らと会談した。9月のデモ開始後、マクロン氏が高校生と会うのは初めて。高校生らは会談後に記者会見を開き「大統領は私たちの話に耳を傾けてくれたが、要求に対する具体的な回答はなかった」とし、デモ継続を呼びかけた。
パリでは24日、物価高対策などを要求する労組主催の大規模デモが予定されている。高校生らも参加する見通し。各地で17日に実施されたデモの一部が大規模暴動に発展したことを受け、フランス政府は7万人規模の警官隊や憲兵らを配置し、厳戒態勢を敷く方針。
高校生団体「ルヌーボー・リセアン」のコンバリー代表(18)は記者会見で、教員不足や校舎の老朽化、大学入学選抜制度の選考過程の不透明さが指摘されていることを協議したと説明。「15億ユーロ(約2635億円)の学校施設改修計画を要求した」と語った。
「マクロン氏はなぜ抗議運動がここまで拡大したのか理解しようとしていた」とし、大学入学選抜制度を全面的に見直す方針が示されたという。























