【カイロ共同】イエメンの親イラン武装組織フーシ派は24日、サウジアラビアの東西を結ぶ石油パイプラインを攻撃したとする声明を出した。被害の有無など詳細は不明。サウジは封鎖状態が続くホルムズ海峡に代わる石油輸出ルートとして西部からの積み出しを強化しており、攻撃が事実であれば世界の石油供給に影響が出る可能性がある。

 フーシ派の報道官は製油所や石油ポンプ施設も攻撃したと主張。サウジの石油輸出拠点となっている西部ヤンブーにある国有石油会社サウジアラムコの施設に加え、首都リヤドなどの空港、空軍基地も標的にしたと説明した。いずれも弾道ミサイルや無人機を使用したとしている。

 サウジ当局は24日、いずれもイスラム教聖地のメッカとメディナに向けてフーシ派のミサイル計2発が飛来し、迎撃する際に破片が落下したと発表した。一方、フーシ派は「極めて重大なうそだ」と否定する声明を出し、両聖地への攻撃を否定した。