教員の給与改善と働き方改革を巡る主張
 教員の給与改善と働き方改革を巡る主張

 公立学校教員の処遇改善と働き方改革を巡り、文部科学省と財務省が対立している。長時間勤務で疲弊する学校現場には、残業縮減を給与増と連動させる財務省案への期待もある一方、人員を拡充せず機械的に授業以外の業務が減らされれば、必要な支援が届かず子どもが置き去りになるとの懸念がある。教員の在り方と、それを支える国の姿勢が問われている。