米プリンストン大で「井波彫刻」の作品を囲む南部白雲さん(右)とカリム・サルジさん=2025年11月(中嶋勝彦さん提供)
 米プリンストン大で「井波彫刻」の作品を囲む南部白雲さん(右)とカリム・サルジさん=2025年11月(中嶋勝彦さん提供)

 和風建築の欄間や寺社の装飾に使われる富山県の伝統工芸「井波彫刻」の販路を海外に広げようと、2025年11~12月に米国で巡回展が開かれた。きっかけは米国の大学生の熱意と行動力だった。会場で木彫りの実演を披露した彫刻師は「オーダーメードで分業せずに作る伝統彫刻は、世界的にも貴重と分かった」と手応えをつかんでいる。(共同通信=石飛哲平)