雲州そろばん協業組合の岩佐俊秀代表理事
 雲州そろばん協業組合の岩佐俊秀代表理事

 島根県奥出雲町の伝統工芸「雲州そろばん」が存続の危機に直面している。電子機器の普及で販売量が落ち込み、最盛期に約800人いた職人は10人ほどに激減。室町時代に中国から伝来し、長く学校教育にも用いられてきたそろばんを継承しようと、組合や町は過疎地などに移住して活性化に取り組む「地域おこし協力隊」の力を借り、作り手確保に必死だ。(共同通信=安部日向子)