子どもがいる人の未来を応援するWebメディア・アプリを運営する株式会社ReRe(東京都港区)は、このほど「シングルマザー(シンママ)の恋愛」に関する調査結果を発表しました。同調査によると、シンママになってからの恋愛で「良かった」と感じたことは、「リフレッシュできて子育て・仕事の活力がわく」が最多となりました。では、交際で「難しいな」と感じたことにはどのようなことがあるのでしょうか。
調査は、母子家庭になってから異性との交際経験があるシングルマザー100人を対象として、2025年1月~9月の期間にインターネットで実施されました。
まず、「シングルマザーになって男性と出会えた場所」を聞いたところ、最も多かったのは「マッチングアプリ」(50人)でした。次いで「友達・知人の紹介」(28人)、「職場」(26人)が続きました。
また、「出会いの場選びで最も重視する点」としては、「子どもがいることを受け入れてくれる男性と出会えること」(60人)や「相手の身元が保証されていること」(30人)に回答が集まっています。
続けて、「子どもに彼氏を会わせた時期」を聞いたところ、「1カ月以内」(17人)や「6カ月以内」(14人)などが挙げられたものの、最も多かったのは「会わせたことはない」(35人)となり、交際相手を子どもに会わせることに慎重な姿勢がうかがえました。
次に、シンママになってからの恋愛で「良かった」と感じたことを聞いたところ、「リフレッシュできて子育て・仕事の活力がわく」(57人)や「自分磨きのきっかけになる」(54人)といった回答のほか、「つらいとき・寂しいときに頼れる」(48人)という意見も上位に挙がりました。
回答者からは「会えると思うとすべてにおいて頑張れる。笑顔が増えて、子どもにも優しく接することができる。心の余裕が一番大きい」「自分の人生が母親だけでないと感じられる」「男性から女として見てもらえることがうれしい。自分の頑張りをすぐに認めてくれる存在はうれしい」などの声が寄せられ、恋愛が日々の生活に活力や自己肯定感をもたらす重要な要素であることが明らかになりました。
その一方で、「難しい」と感じたことでは、「子どもの気持ちへの配慮」(69人)、「忙しくて連絡・デートの時間がとれない」(57人)、「恋愛に対する周囲の厳しい目・意見」(31人)といった回答が上位に挙げられました。
回答者からは「子どもにどう伝えたらいいのか悩んだ」「男性へ費やす時間に対し、子どもからの嫉妬があった」「とにかくお金と時間がなくて、デートできません」「彼氏がいる=子育てを疎かにして子どもがかわいそうと思われることが不安」といった声が目立ちました。
最後に、「交際相手とデートするときの子どもの預け場所」を聞いたところ、「親」(42人)や「元夫」(13人)という回答が挙がり、離婚後も子育てにおいて協力関係を築いているケースがあることがわかった一方、「預けたことはない」(39人)という回答も多くみられました。