「旦那の前では甘えん坊 私はいつもご飯係」
そんな一言とともに投稿された動画が、Instagramで話題を呼んでいます。
カメラに映るのは、窓際の猫ベッドからじっとこちらを見つめる猫のくるみちゃん。その視線の先には、大好きな“パパ”の姿が--。
投稿には「嫉妬も監視も含めて愛おしい」「目が笑ってにゃい」「猫ってこういう時ホントに表情豊か!」など、コメントが殺到しています。
■撮影中のくるみちゃん、実は“監視モード”?
この動画を投稿したのは、双子の保護猫・ましゅまろくんとくるみちゃんの飼い主「ましゅくる」さん。「リビングで夫と話しているとき、ふと視線を感じて見たら…窓辺からくるみが半分だけ顔を出して、じーっとこちらを見ていたんです」と笑います。
リビングの窓際にはお気に入りの猫ベッドがあり、そこから夫婦の様子を“観察”するのがくるみちゃんの日課なのだとか。「リプで『半身で見てるのは隠れてるつもり』ってコメントをもらって、それを知ってから余計にかわいく思えてしまいました」と話します。
■パパ派のくるみちゃん、ママの時はそっけない?
実はくるみちゃん、完全な“パパ派”とのこと。
「夫が出掛ける時は玄関まで来てスリスリして見送るのに、私の時は一切来ません(笑)」
一方で、ましゅまろくんは典型的な“ママ派”。
「私がお風呂やトイレに行くときもついてきますし、息子の絵本を読んでいる横に並んで座るくらい甘えん坊です」
双子の猫ながら、性格はまったく正反対。「くるみは落ち着いていて、日向ぼっこや外を眺めるのが好き。ご飯の時間も気分次第で来ないことがある、まさに“クールビューティ”。ましゅまろはやんちゃで、教えてないのにドアを開けるなど頭の回転が早い子です」と語ります。
■「ご飯係」でも、やっぱり特別な存在
ママのことは“ご飯係”と割り切っているように見えるという、くるみちゃん。でも、実際はきちんと信頼を寄せているようです。
「私しかいないときは、たまに隣に来て甘えてくるんです。2人いるときは夫の横に行くので、素直じゃないだけなのかもしれませんね」
そんな様子に、「ツンデレすぎて愛おしい」「旦那さんが羨ましい!」「ママさんはご飯係でも愛されてる」と、共感の声も寄せられています。
■11歳になっても、変わらない“性格真逆の双子”
くるみちゃんとましゅまろくんは、今年で11歳。双子とはいえ、まるで“姉と弟”のように性格が違うといいます。
「くるみがお姉さんで、ましゅまろが弟っぽい感じです。毎日見ていても飽きないですね」
動画の最後に映る、くるみちゃんのちょっとムスッとした表情には、「きっと“パパは私のものよ”って思ってるんでしょうね」と飼い主さん。甘えん坊とクールビューティ、真逆の2匹が見せる愛情表現に、今日もSNSのタイムラインは癒しであふれています。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)