もともと供給数の少ないファミリー向け賃貸物件。本当は3LDK以上のゆとりある物件に住みたいけれど、駅までの近さや築年数も考えると、費用的にちょっと難しい…という方も多いのではないでしょうか。
そんな方が次に悩みがちな「3DK」と「2LDK」という選択肢、それぞれ選んだ方の「メリット・デメリット」を集めてきました!
■3DK派のご意見「同じ平米数で家賃が2割安い!」
Aさん(関東在住、30代、在宅ワーク)の夫はいわゆる「転勤族」で数年に一度引っ越しがあります。エリアによって異なる一定の住宅手当がつくものの、家賃全額を賄えるほどではないため、ある程度の自己負担が必要です。
特に今回は都心にある東京本社への異動だったため物件相場は高く、自己負担額も相当上がってしまう状況でした。
そんなAさん夫婦が選んだのは、築40年近い3DKマンションです。築年数は経ているものの、きちんと手入れされていて落ち着いた雰囲気の低層マンションはむしろ「ヴィンテージ」の風格があり、室内もフルリノベーションされたタイミングで全くマイナス要素には感じなかったそうです。
そんな3DKの間取りは約6畳の個室が3つと、8畳のDKで約65平方メートル。
「個室3つと言っても、そのうちのひとつは引き戸でDKとつながっているので、開け放してしまえば8畳+6畳で14畳のLDKみたいに使うこともできます。ウチは私が在宅の個人事業主なので、仕事部屋を独立させたくて個室がある方が良かったです。ダイニングテーブルは低めにして、L字型のベンチ型でソファ代わりとしても使える家具を置きましたが、コンパクトにまとまっててお客様が来たときも人数座れるのでオススメですよ!」
確かにペットを飼っていたり、子ども部屋を人数分確保したかったり、個室の数重視の方は3DKがよさそうです。
「デメリットは、やっぱりリビングが日中暗いことですね。特にウチの場合、南側のベランダ隣接の個室との引き戸を閉めちゃうと、光どころかクーラーも届かなくなってしまうので、基本開けっ放しにするしかないのがちょっと不便です。あと、いくつか3DKの物件見たんですけど、基本築が古くて、天井高が低めのところが多かった印象です。その代わり同じ平米数の築浅2LDKと比べたら、家賃が2~3割安かったですよ!」
3DKを探す上であるあるなのが、「築浅の物件ではほぼ見つからない」ということ。そのぶん家賃が安価ですが、築浅にこだわりたいご家族には難しい条件です!
■2LDK派のご意見「やっぱり南向きに家族団らんスペースが欲しい」
Bさん(関東在住、30代、パート)家族は夫と幼稚園と小学生の息子2人の4人家族で、約70平方メートルの2LDKにお住まいです。
本当は80平方メートルの3LDK物件に憧れたものの、家賃が数万円高くなるため断念。広さとしてはゆとりある2LDKのため、LDKは16畳と使い勝手が良く、家具のレイアウトに悩むこともありませんでした。
「やっぱり南側が全部バルコニーの掃き出し窓に向いているのは開放感があっていいですね。最近のマンションはバルコニー部分が広めだし、そのぶんリビングが広く感じる印象があります。これでもう一部屋、3LDKだったら子どもそれぞれに個室用意できるんですけどね…。ウチは男の子ふたりなので、まあ2段ベッドで同じ部屋でもなんとか、でも男女だったら、マンションっていう選択肢自体諦めないといけなかったかもしれませんね」
少子化の原因、ひょっとして「不動産の選択肢」にもあるのかも…?
■そもそも「DK」と「LDK」の違いとは?
DKはダイニングキッチン、LDKがリビングダイニングキッチンの略ですが、その違いについて、実はしっかりと基準があることをご存じですか?
不動産の公正な取引を守るための団体「不動産公正取引協議会連合会」で定められた「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」のなかに「DK・LDKの広さ(畳数)の目安となる指導基準」があります。
2LDK・3DKのような「居室が2部屋以上ある場合」に最低必要な広さの目安はそれぞれ以下のようになっています。
DK→6畳以上
LDK→10畳以上
そのため、4.5畳なら「3K」と表記されることになります。間取り図からイメージするときの参考にしてくださいね!
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参考:不動産公正取引協議会連合会-不動産の表示に関する公正競争規約施行規則
(まいどなニュース特約・中瀬 えみ)























