「保護から24日目。妻が編み出した新技『踏まれる幸せ』」
そんなユーモアあふれるコメントとともにThreadsに投稿された動画が、5000件のいいねを集め、話題になっています。
動画に映っているのは、ヨガマットの上で仰向けになり、猫じゃらしを動かす女性。女性のお腹や胸の上を、小さな子猫がぴょんぴょんと跳び回っています。
子猫が勢いよく体に乗るたび、女性からは楽しそうな笑い声が。まさに「踏まれる幸せ」を満喫しているようです。
この微笑ましい光景に、「凄い技ですね(笑)」「私も踏まれたいです」「へへへッて幸せそうな笑い声」「子猫のトンッて乗るのいいよね」「ご褒美イベント発生装置(笑)」「下僕の才能が開花されましたね」など、楽しいコメントが寄せられました。
投稿したのは、飼い主のパパ・ゆーまさん(@yumao.ki)。動画で元気いっぱいに遊んでいるのは、生後推定3カ月の男の子「パルム」くんです。
■入浴中、突然聞こえてきた子猫の鳴き声
パルムくんとの出会いは、8月24日のことでした。
「お風呂に入っていたら、外から猫の鳴き声が聞こえてきたんです。妻に様子を見に行ってもらったところ、生後間もない子猫がいました」
しかし、パルムくんは警戒心が強く、給湯器や車の下に逃げてしまい、その日は保護できなかったそうです。翌日、ボランティア団体の協力で捕獲器を設置し、無事に保護することができました。
実は、ゆーまさん一家には、以前にも猫と暮らした経験がありました。
「10年ほど前、僕の実家に父にしか懐かない『タマ』という猫がいました。父が病気で飼えなくなり、別の人に引き取ってもらうと言い出したのですが、妻がそれを止め、うちで飼うことになったんです」
当時17歳だったタマちゃんは、歯周病で歯を失い、ごはんも満足に食べられない状態だったといいます。
「妻が毎食、ウェットフードに水を足してミキサーで細かくして与えていました。すると、誰にも懐かなかったタマが、妻の行くところにはどこでもついて回る甘えん坊になったんです」
長くは生きられないかもしれないと思っていたタマちゃんですが、その後も2年近く一緒に暮らし、19歳で旅立ちました。
「娘が生まれて安心したのか、眠るように天国へ旅立ちました。最期を見届けることができました」
その後、家を新築したこともあり、もう猫は飼わないつもりだったゆーまさん。しかし、思いがけずパルムくんと出会い、再び猫との暮らしが始まりました。
■毎晩リビングで添い寝 家族に笑顔が増えた!
保護当初は警戒していたパルムくんですが、今ではすっかり甘えん坊に。
「妻は保護してから毎晩、寝室ではなくリビングにヨガマットを敷いて寝ています。もう野良猫時代のような寂しい思いをさせたくないそうです」
ただ、朝5時ごろには元気いっぱいのパルムくんに起こされ、寝不足の日々。じゃれつかれて引っかき傷も絶えないそうですが、家族にはうれしい変化もありました。
「もともと仲良し家族ですが、パルムが来てからさらに笑顔が増えました! あとは、変なものを口に入れないように気をつけるようになり、部屋もきれいになりました(笑)」
今では誰の膝でも眠るほど人懐っこくなり、初めて会った奥さんの両親にも人見知りせず、おじいちゃんの膝に座っていたのだとか。
そんなパルムくんに、ゆーまさんが聞いてみたいことあるそうでーー。
「妻がいつも『パルムはタマちゃんの生まれ変わりだよ。それか、タマちゃんに、この家は安全だからそこに行きなって言われたんだよ!』と言うんです。だから、もしパルムと話せるなら、それについて聞いてみたいですね」
かつてタマちゃんが安心して過ごした家で、今はパルムくんが元気いっぱいに遊ぶ毎日。ママの体を駆け回る「踏まれる幸せ」も、家族にとって大切な日常のひとコマになっているようです。
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)























