バールを使ってコンクリートのがれきを動かす救助隊員たち=明石市大観町
バールを使ってコンクリートのがれきを動かす救助隊員たち=明石市大観町

 南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備え、倒壊家屋からの救出を想定した明石市消防局の訓練が、川端公園(明石市大観町)の専用施設で行われた。11日は東日本大震災から13年。同消防局は日常から避難経路を家族で話し合ったり近隣で顔の見える関係をつくったりしておくことの重要性をアピールしている。(領五菜月)

 訓練は阪神・淡路大震災や東日本大震災が発生した時期に合わせ、市が1~3月に実施する防災や減災の取り組みの一環。