電子書籍の普及や娯楽の多様化で「まちの本屋さん」が減る中、阪急園田駅前の「ダイハン書房」(尼崎市東園田町9)が31日、46年の歴史に幕を下ろす。かつては少年漫画雑誌の発売日に子どもが詰めかけ、仕事帰りの客が立ち寄った。近年は同駅前唯一の書店として高齢者を中心に「憩いの場」としても親しまれたが、時代の波にはあらがえなかった。社長の長谷川政博さん(76)は寂しさをにじませつつ「多くの人に出会えたことが幸せ」と目を細める。(広畑千春)
電子書籍の普及や娯楽の多様化で「まちの本屋さん」が減る中、阪急園田駅前の「ダイハン書房」(尼崎市東園田町9)が31日、46年の歴史に幕を下ろす。かつては少年漫画雑誌の発売日に子どもが詰めかけ、仕事帰りの客が立ち寄った。近年は同駅前唯一の書店として高齢者を中心に「憩いの場」としても親しまれたが、時代の波にはあらがえなかった。社長の長谷川政博さん(76)は寂しさをにじませつつ「多くの人に出会えたことが幸せ」と目を細める。(広畑千春)