明治・大正期に但馬と姫路をつないだ日本遺産の「銀の馬車道・鉱石の道」をPRしようと、当時、運搬されていた銀鉱石に見立てた白皮のカボチャを使ったメニューが味わえるフェアが、姫路市や神崎郡3町など沿線の飲食店32店舗で始まっている。抽選で地元特産品が当たるスタンプラリーやフォトコンテストも同時開催している。
白皮カボチャは「銀馬車かぼちゃ」と名付けられ、中播磨県民センターがブランド化を進めている。メロンのような甘い香りでスイーツのような味わいが特徴。フェアでは、但馬の飲食店も協力。銀馬車かぼちゃを使ったキッシュやタルト、ラザニア、各種スイーツなど、工夫を凝らした特別メニューを提供する。
また、「銀の馬車道交流館」(神河町)などの観光施設や参加店舗を巡るスタンプラリーも実施中。カボチャの特別メニューや自作料理の写真をインスタグラム経由で応募するフォトコンテストも開かれている。
フェアは来年1月31日まで。参加店舗などの詳細は特設ホームページで確認できる。(森下陽介)