桂米團治さん(米朝事務所提供)
桂米團治さん(米朝事務所提供)

 姫路ゆかりの上方落語家、桂米團治(よねだんじ)さん(64)が来年1月20日、新春恒例の独演会を姫路市神屋町のアクリエひめじ中ホールで開く。毎回何か新しい挑戦をしており、16回目の今回は縁の下の力持ちの「お囃子(はやし)」をクローズアップして噺(はなし)の合間に詳しく解説する。落語は「正月丁稚(でっち)」でおとそ気分を盛り上げ、「子は鎹(かすがい)」で夫婦の情愛をじっくりと。トリには「質屋芝居」を披露する。(上杉順子)