5月の会見で、県庁の移転候補地として浄谷黒川丘陵地を示していた小野市の蓬萊務市長。広域ごみ処理施設は同地に建設される=小野市役所
5月の会見で、県庁の移転候補地として浄谷黒川丘陵地を示していた小野市の蓬萊務市長。広域ごみ処理施設は同地に建設される=小野市役所

■2028年までの完成目指す

 北播磨5市1町のうち、小野クリーンセンター(小野市天神町)で広域ごみ処理に取り組む小野、加西、加東の3市が、新処理施設を小野市の市有地、浄谷黒川丘陵地に建設することで合意した。議論が分かれていた各市の負担割合についても同意した。2028年までの完成を目指して覚書を作り、各市議会や3市の環境施設事務組合での協議や議決を速やかに進める方針。(坂本 勝)