阪神・淡路大震災から30年となるのを前に、自治会主催の追悼行事について打ち合わせする実行委員会のメンバーら=灘区桜口町4
阪神・淡路大震災から30年となるのを前に、自治会主催の追悼行事について打ち合わせする実行委員会のメンバーら=灘区桜口町4

 阪神・淡路大震災の発生から30年がたつのを前に、灘区の六甲道駅南地区で、地元の南八幡自治会連合会による追悼行事が10年ぶりに復活する。「語り繫(つな)ごう」を合言葉に、13日に「1・17のつどい」を開き、地震が起きた17日午前5時46分にも慰霊碑で追悼できるよう準備を進める。

 震災で大きな被害が出た同地区では再開発事業が進み、防災拠点となる六甲道南公園や住宅、店舗が入る高層ビルなどが完成した。同公園には慰霊碑もでき、同連合会は2006年1月から発生時刻に合わせて慰霊祭を開いてきた。