福島県出身の大学生(手前)と議論する井吹西小学校の児童たち=神戸市西区井吹台西町4
福島県出身の大学生(手前)と議論する井吹西小学校の児童たち=神戸市西区井吹台西町4

 東日本大震災を経験した福島県出身の大学生3人が、神戸市西区井吹台西町4の井吹西小学校を訪れ、6年生の児童らと安心なまちづくりや伝承をテーマに語り合った。避難所になることを想定した学校づくり、防災でつながる地域のコミュニティーづくりとは-。幼少期に大規模災害を経験した大学生と、未経験の小学生が真剣に議論を重ねた。(長沢伸一)

■自宅の強化など小さな備えから
■学習通し、関心持つ「共事者」に

 大学生の塩田優莉さん、松崎甫乃花(ほのか)さん、平田智哉さんはいずれも20歳で、小学1年や幼稚園の年長時に東日本大震災が起こった。福島について県内外に発信しようと昨年、大学生の団体「トウテン」を立ち上げた。

 井吹西小の校長で防災士の川原耕一さんがおととし夏、中央区の人と防災未来センターで語り部活動をした際、3人と出会った。川原さんからの依頼を受け、大学生と児童らとの授業が実現した。