8日投開票の衆院選で、神戸市内の期日前投票が堅調に推移している。5日までに小選挙区で一票を投じたのは16万859人で、選挙人名簿登録者(1月26日時点)の13.07%。降って湧いた解散で投票所入場券の発送が遅れ、有権者の出足が懸念されたが、2024年にあった前回選の同期比で1.3倍のペースだ。(井沢泰斗)
入場券は通常、公示翌日から始まる期日前投票に合わせて有権者に届くよう手配する。だが、今回は高市早苗首相の日程表明が公示8日前となったために間に合わず、選挙戦に入って1週間後の今月3日に配送が始まった。
市選挙管理委員会事務局によると、本人確認ができれば、入場券がなくても期日前投票を利用できる。ただ、過去の選挙では、券が届くタイミングで出足が伸びる傾向が出ており、新政権発足直後のスピード解散で手配が遅れた24年の前回選も、結果的に序盤の低調さが目立ったという。
一方、今回は入場券が各家庭に届いていない今月2日の時点で、前回選の1・5倍近い有権者が投票。配送が始まってからも、順調に数字が伸びている。
前回選の期日前投票率は最終的に16・74%となった。選管事務局の担当者は、前回選を上回る可能性があるとし、全体の投票率の底上げに期待する。
2005年に初めて衆院選で導入されて以降、期日前投票率は上昇傾向が続いてきた。小選挙区での神戸市内の数字を見ると、17年の18・46%をピークに、21年、24年と停滞気味だが、全投票者数に占める割合は3割程度と一定している。






















