リモート操縦できる草刈り機のデモンストレーションを見学する住民ら=三木市吉川町上中
リモート操縦できる草刈り機のデモンストレーションを見学する住民ら=三木市吉川町上中

 コンバインによる稲刈りなど機械化が進む米作りで、最もきついとされる人力の草刈りは、担い手不足に悩む農家の課題だ。担い手育成や用水路などの円滑な維持管理のために「農村RMO(農村型地域運営組織)」設立を目指す三木市吉川町の地域づくり協議会・農業活性化部会が、無線操縦できるラジコン草刈り機の見学会を開いた。1台数百万円という高価な草刈り機をどうやって活用していくのか、検討を進める。(小西隆久)