
震災から2カ月。神戸市長田区の鷹取商店街周辺はようやく整地が進もうとしていた。夜、被災した住民は避難所へ戻り、辺りは真っ暗になった。「お月さまもないんか思ったな」。ガラス店主だった大久保康彦さん(81)は振り返る。

神戸市は区画整理事業の候補地に対し、住宅や店舗の建設に「待った」をかけた。ならばと大久保さんは周辺ではひときわ早く、コンテナの仮設店舗で商売を再開。壁に「生存してます」と張り紙をした。

震災から2カ月。神戸市長田区の鷹取商店街周辺はようやく整地が進もうとしていた。夜、被災した住民は避難所へ戻り、辺りは真っ暗になった。「お月さまもないんか思ったな」。ガラス店主だった大久保康彦さん(81)は振り返る。

神戸市は区画整理事業の候補地に対し、住宅や店舗の建設に「待った」をかけた。ならばと大久保さんは周辺ではひときわ早く、コンテナの仮設店舗で商売を再開。壁に「生存してます」と張り紙をした。