神戸-大阪間の鉄道が開通して今年で150年。鉄道技師として敷設に尽力した九鬼家15代当主、九鬼隆範(1835~1908年)が残した史料14点などを紹介する企画展が、旧九鬼家住宅資料館(三田市屋敷町)で開かれている。手描きの図面や当時の写真などから、日本における鉄道黎明(れいめい)期の苦悩や熱意が読み取れる。来年2月2日まで。(尾仲由莉)
隆範は廃藩置県後、青年時代に学んでいた測量術を生かし、鉄道技師の道へ。北は青森、西は神戸まで全国の鉄道敷設に携わった。
神戸-大阪間の鉄道が開通して今年で150年。鉄道技師として敷設に尽力した九鬼家15代当主、九鬼隆範(1835~1908年)が残した史料14点などを紹介する企画展が、旧九鬼家住宅資料館(三田市屋敷町)で開かれている。手描きの図面や当時の写真などから、日本における鉄道黎明(れいめい)期の苦悩や熱意が読み取れる。来年2月2日まで。(尾仲由莉)
隆範は廃藩置県後、青年時代に学んでいた測量術を生かし、鉄道技師の道へ。北は青森、西は神戸まで全国の鉄道敷設に携わった。