兵庫県神河町猪篠の神崎農村公園「ヨーデルの森」に、恐竜の動く模型がお目見えした。リアルな見た目に加え、近づくと頭や尻尾を揺らして鳴き声を発するため、思わず後ずさりしてしまう幼児も。週末には多くの親子連れらが訪れ、記念撮影を楽しんでいる。展示は11月3日まで。
60種200頭・羽の動物が飼育されている同園では、中生代の生き物として子どもたちに人気の恐竜の模型を6年前から毎年、期間限定で展示している。
体長8メートルもあるトリケラトプスや卵を手に持つオヴィラプトル、ティラノサウルスなど7頭の模型が園内に点在。トリケラトプス形のベンチや巨大卵の殻の中から顔を出して撮影できるフォトスポットもある。
期間中、ミニチュア恐竜模型の絵付け体験(有料)ができるほか、宝石発掘ゲーム(同)のブースではアンモナイトの化石(数量限定)が景品でもらえる。
同園が好きで、年間入園パスを利用して何度も訪れているという小学5年生の佐藤若菜さん(11)=東京都小平市=は「小さい頃は怖がって泣いていたけれど今は大丈夫。鳴き声がかっこいい」。弟で同2年生の晴馬さん(7)は「すっごい迫力」と目を輝かせていた。
10月5日には丹波市のキャラクター「ちーたん」が来園し、恐竜に関連した工作が楽しめる催し「恐竜サークル」を開く。同園TEL0790・32・2911(喜田美咲)