日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は24日、東京都内で定例会合を開き、大島理森委員長(元衆院議長)は「両横綱(大の里、豊昇龍)が最後まで優勝争いに関わって、さらに安青錦が関わって気の抜けない緊張感のある九州場所だった」と高く評価した。豊昇龍は優勝決定戦で新関脇安青錦に敗れ、大の里は左肩負傷で千秋楽を休場した。
初優勝し、大関昇進を確実にしたウクライナ出身の安青錦については「母国の現状を考えると心中さまざまな思いがあると思うが、優勝ということを送ることができた。希望を与えた成績ではなかったかなと思う」とたたえた。
























