神戸国際医療交流財団などが開発したシステムを利用する外国人(同財団提供)
神戸国際医療交流財団などが開発したシステムを利用する外国人(同財団提供)

 自国では受けられない高度な医療を海外で受ける「医療ツーリズム」。その患者の取り込みは、先進医療機関や関連企業が集積する神戸市にとって積年の課題だ。これまで停滞していたが、外国の患者の病状や意向に合った医療機関を仲介するシステムを導入し、神戸空港の国際化も視野に巻き返しを図る。