遺児たちがサンドバッグに気持ちと体をぶつけられる「火山の部屋」。自らも高校時代に父を病気で亡くした山下高文さんは、温かく見守る=仙台市青葉区五橋、仙台レインボーハウス(撮影・長嶺麻子)
遺児たちがサンドバッグに気持ちと体をぶつけられる「火山の部屋」。自らも高校時代に父を病気で亡くした山下高文さんは、温かく見守る=仙台市青葉区五橋、仙台レインボーハウス(撮影・長嶺麻子)

 東日本大震災で親を亡くした子どもたちを支える施設「あしなが育英会 東北レインボーハウス」は、今年で設立から10年になる。阪神・淡路大震災後にできた「神戸レインボーハウス」(神戸市東灘区)のノウハウを生かし、宮城、岩手県の3カ所に設置された。育英会は震災後、遺児向けのプログラムをハウスなどで定期的に実施し、昨年末までに遺児や保護者ら延べ約8800人が参加した。神戸と東北の遺児同士の交流も続いている。(中島摩子)