兵庫県の元西播磨県民局長が斎藤元彦知事らの言動を「パワハラ」「違法行為」などと、「告発」した文書の問題を巡り、斎藤知事は19日の定例会見で、文書が指摘した疑惑について、自身の主張や認識を初めて明らかにした。
会見での主なやりとりは次のとおり。
◆ひょうご震災記念21世紀研究機構の人事について
-阪神・淡路大震災から来年で30年を迎えるタイミングで、副理事長の2人が解任された。
「基本的に県の外郭団体の任期や年齢などを踏まえて人事配置の判断をしている。恣意的に何かがあったというのはない。2人とも素晴らしい実績や経験があるお方。引き続き県政への理解と30年事業に対する思いなどから、一緒にやっていくということは変わらない」
-知事と副理事長の2人がぶつかっていた、ということは。