超過勤務の記録を過少報告するよう指導を受けた中学校の実態を説明する「IRIS兵庫」の久保隼人代表(左)
超過勤務の記録を過少報告するよう指導を受けた中学校の実態を説明する「IRIS兵庫」の久保隼人代表(左)

 兵庫県内の複数の中学教諭が、「過労死ライン」とされる月80時間を超える残業の記録を付けた際、管理職から過少に報告するよう指導を受けていたことが31日、分かった。教職員で組織する「IRIS(アイリス)兵庫」が同日県庁で記者会見し、全ての公立学校に対して調査するよう県教育委員会に要望書を提出した。