今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)について、政治団体「日本誠真会」は20日、新人で法律事務所職員の浦木健吾氏(42)を公認候補として擁立すると発表した。浦木氏は神戸市内で会見し、「わが国のエネルギーや食料、教育などを他国へ依存する日本の病を治す」と話した。
浦木氏は三重県出身。オーストラリアの学校を中退後、名古屋市での内装業などを経て、2022年に神戸市灘区に移住した。23年の同市議選に立候補し、落選。24年10月に設立された同団体に入った。
会見で浦木氏は、国の在り方の見直しに加え、物価高などで国民が貧しくなっているとして、経済対策や就職氷河期世代の救済などを訴えていくと述べた。
(船田翔太)